商品の信用取引では原油と金の買いに投資機会も

原油の先高感から信用取引での買いチャンスが広がる動き

商品市場では信用取引の先物の売買をすることが可能です。商品の種類としては原油や金、銀、プラチナ、トウモロコシなどの先物が取引ができます。とくに最近の商品では原油が注目をされています。今年の始めにはWTI原油の1バレルの価格が、30ドルを切るまでに急落をしています。しかし、その後はWTI原油価格は持ち直す動きが出ています。直近ではWTI原油価格は、1バレル50ドルを一時付けるまでに回復をみせています。今年の初めまでは原油はヘッジファンドによる売りポジションが増えていたために、急落をする状況が生まれていました。しかし、現在の原油価格は売りポジションの巻き戻しの動きが出ています。したがって、商品の信用取引では、原油の買いにチャンスが広がっています。

景気サイクルのアノマリーから金の買いポジションにチャンスも

商品の信用取引では、金にも注目が集まる状況が出ています。世界経済においては、リーマンショック後は順調に回復してきた経緯があります。しかし、景気後退のなかった期間が7、8年となり、景気サイクルとしてはそろそろ景気の転換点を迎えてもおかしくないと言われています。そのため、景気サイクルのアノマリーを重視するヘッジファンドなどでは、すでに金の買いポジションを膨らませているところが出ています。現在はアメリカでは経済が好調となっていますが、金利の引き上げを行っていくと世界経済に変調をきたす可能性が出てきます。世界景気が鈍化すると、商品としての金が買われる可能性があります。したがって、今後の信用取引では金の買いにもチャンスが出てくると考えます。